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​1~7月「超過死亡」17年以降最多。

今年1~7月の死者数を「超過死亡」という手法で分析したところ、直近5年で最多レベルだったことが、

国立感染症研究所のまとめでわかった。

超過死亡は、死亡数が平年に比べてどれだけ増えたかを示す指標。

平年から予測される死者数と、実際の死者数を比較して算出する。

2020年1月から12月までの積算値は、過去と同程度だった。



分析結果によると、今年1月から7月までのすべての死因を含む死者数を分析。

その結果、この期間の全国の「超過死亡数」は、6352人から3万4483人となり、

過去4年間の同じ時期の水準を上回った。

5月までの超過死亡は全国で5076~2万4300人。

5月がとくに多く、東京(61~451人)、大阪(865~1300人)、兵庫(514~834人)など、

大坂が突出しているが、30都道府県が直近5年間で最多規模となった。

超過死亡は冬場に季節性インフルエンザの影響などで多くなることはあるが、

4~5月に多くなることはほとんどないという。

7月までの、新形コロナでの死者数は全国で1万1525人。

感染研の鈴木基・感染症疫学センター長は、

「新型コロナによる死亡と、医療逼迫(ひっぱく)によって増えた、

新型コロナ以外の死亡が原因であると考えることが合理的だ」と指摘。

国立感染所研究所の所長で厚生労働省の専門家会合の脇田隆字座長は、

「断定はできないが、大阪府などの状況をみれば新型コロナの感染拡大が影響した可能性がある」

とした。

研究班では、すべての死因を含んだ分析のため、さらに詳細に死因を調べる必要があるとしている。



‘@人口動態調査というのは、3ヵ月遅れぐらいで発表される。

そのため9月以降の発表はまだ出ていない。

2021年全体通せば、死者数6~7万人増加ぐらいになるのか。

2月頃から急激に増えているが、偶然にもワクチン接種が始まった時期と重なる。

2020年インフルエンザによる死亡者は954人で、2019年の3575人と比べ73%(2621人)減少。

このままいけば、2,021年も同等かそれ以下の数字になるだろう。