WHOのテドロス事務局長は、新型コロナの変異、オミクロン株は、
デルタ株よりも著しく速いスピードで広がっているという一貫した証拠がある。
ワクチンを接種した人や、感染して回復した人にも広がっているという見方を示し、警戒を呼びかけた。
発生源が今も特定できていないことについてテドロス事務局長は,
「透明性やデータの共有がなければ発生源の調査は成功しない」と述べ、
中国政府の協力が不十分だったとする認識を改めて示したうえで、改善を求めた。
英国の保健衛生当局は18日、1日あたりのオミクロン株感染者が1万59人となり、
オミクロン株による死者も1人から7人に増えた。
感染者2人が11月27日に初めて公表されてからオミクロン株の感染拡大が続いており、
現在の感染速度が続けば、年明けに全人口がオミクロン株に感染する計算になると警告。
ロンドンでは陽性者の8割ででオミクロン株が疑われ、
市は18日、テロや大規模火災の際に出される「重大事態」を宣言。
サディク・カーン市長は「このままではより多くの人が感染し、医療崩壊かその寸前の状態になる」と訴えた。
厚生労働省は20日、海外から成田、羽田、中部、関西の各空港に到着した41人が
新型コロナウイルス に感染していたと発表。