新型コロナ禍、連日のようにテレビに出演しワクチンの有用性を説いている医師らが、
ワクチンメーカーから多額の謝礼を受け取っていた現状が伝えられている。
NPO法人「医療ガバナンス研究所」と「Tansa」の調べによると、
「原稿執筆料等(講演料やコンサル料)」の名目で、最も多額の謝礼を受け取っていたのは、
昭和大医学部客員教授の二木芳人医師で、3年間でファイザーから約714万円、
アストラゼネカからは11万1370円(17年度)、ジョンソン・エンド・ジョンソンの製薬部門である、
ヤンセンファーマからも5万5685円(17年度)を受け取っていたことが判明。
この他にも、愛知医科大学大学院教授の三鴨廣繁医師は、ファイザーからは約504万円、
ヤンセンファーマから17万6366円を受け取っていた。
国際医療福祉大主任教授の松本哲哉医師はファイザーから2017年に約154万円など計約348万円、
東京歯大学市川総合病院教授の寺嶋毅医師もアストラゼネカから約139万円を受け取っていた。
「ワクチンメーカーのセールスマン」のような人物が、
連日テレビでワクチンを強く推奨している内情が浮かび上がっていると騒動になっているが、
因果関係は不明だ。
新型コロナ禍前のものとはいえ、製薬会社から謝礼を受け取っていて、客観的なコメントができるのか。
週刊ポストが二木医師らに質した。
「全部講演料で、肺炎球菌のワクチンに関する講演をファイザーさんから頼まれることが多かった。
昨年医療現場をリタイアしてからは、ほとんど講演をしていません。
今はワクチンに対する不安が必要以上に大きくならないよういろんな情報をお伝えするように努めている。
特定のメーカーの肩を持つことはありません」と回答。
寺嶋医師は、「呼吸器系がテーマの勉強会や講演の座長や講演料だったと記憶しています。
2019年、2020年も講演はあったと思いますが、今までもそしてこれからも、
謝礼金などで発言が左右されることはありません」と回答。
松本医師、三鴨医師からは回答を得られなかったという。
‘@新型コロナ発生以前の話で、彼らがそんなことで医師としての信念を曲げることはない、
と、私は信じたい。
ただ、ワクチン接種後の死亡については、誰しも曖昧で絶対認めない。