米ニューヨーク市は、新型コロナ感染者の自宅にコロナ治療の飲み薬を即日配送する。
30日、ニューヨーク市のアダムズ市長が発表。
米当局の認可を受けたファイザーとメルク製の治療薬2種類が対象。
高リスク患者などが適切なタイミングで治療を始められるように処方薬へのアクセスを確保し、
重症化の抑制につなげる。
新型コロナ検査で陽性が確認され、かかりつけの医師などから治療薬の処方を受けた患者が、
市の専門窓口から無料で薬の自宅配送を受けられる仕組み。
ただし、治療薬の供給に限りがあるため、受付は高リスク患者を優先とする。
対象となるコロナ飲み薬はファイザー製の「パクスロビド」とメルク製の「モルヌピラビル」で、
いずれも米食品医薬品局(FDA)が緊急使用を認可している。
軽症から中症患者が感染初期の段階で飲み始めることで重症化を防ぐ効果が期待できる。
ただ、足元ではコロナ感染が急増したため供給が追いつていない。
感染者が処方を受けても適切なタイミングで薬が入手できない例が報告されている。
27日には欧州当局がファイザーのコロナ経口薬の使用を承認するなど、
米国外でもコロナ飲み薬の使用が広がっている。
‘@新型コロナ対応が思うように進んでいないのは日本だけではない。
それでも、比べれば日本の対応が遅いのは否めない。
買い負けもしているが、そもそも自国にワクチンが無いのだから致し方ない。
だが、そういう状況を作った日本政府、自・公は失政を猛省すべきだ。
韓国で「パクスロビド」を服用した感染者のうち80%が症状が好転したと評価。
41.8%はすべての症状が消えたと判断。