第5波のデルタ株に比べ重症化率は低いものの、症状の進行が早く、
高齢者や基礎疾患のある方には脅威となっている。
感染研は1月14~24日に、重症か死亡の報告があった81人の患者を調査。
担当した鈴木基・感染研感染症疫学センター長は「ゲノム(全遺伝情報)解析で確定していないが、
大半がオミクロン株の患者」とみる。年齢の中央値は重症が72歳、死亡は87.5歳と高齢だ。
高齢以外の重症化リスク要因は、高血圧や糖尿病、慢性腎臓病が目立った。
感染判明時は発熱やせきなどの軽症が多く、多臓器不全や重い肺炎は1割前後しかない。
だが、症状の進行は早い。発症からの日数の中央値は、重症まで4日、死亡までは3日だった。
鈴木氏は「数が少なく結論は出せないが、デルタ株より短い印象だ」と話す。
81人のうちワクチン未接種者は13.6%。
接種者でも、最終接種からの日数の中央値は重症が184日、死亡は200.5日で、半年以上経過していた。
‘@重症か死亡で、ワクチン未接種者が13.6%ということは、
ワクチンを接種していた、86.4%の人が亡くなった。高齢者はワクチン接種でもダメと言うことだ。
専門家は口が裂けてもそういうことは言わないだろうが、
このデーターで判断すると、むしろ、ワクチン接種をした人の方が死亡率が格段に高いと見てとれる。
誰も言わない。以前にも指摘したが、ワクチン接種をした人の方が感染確率が高かったデーターもある。
ワクチンも大事だが、まず感染しないさせないことを訴えるべきだ。
しかし、そうなると、また後戻りして感染対策を強固にしなくてはいけないので、
メディアなどはワクチンで誤魔化している。そんな気がする。
今まで発していたことを否定しかねないから。
それとも全く感じていないのか。数字を紐解けばそう思えるのだが。
高齢施設の多くは外から持ち込まれたものだろう。
高齢者を守るには、(自分が)感染しない、(相手に)感染させないことが必須だ。
すでに「ステルスオミクロン」が迫っている。