アメリカで新型コロナによる1日当たりの死者数が、
デルタ株の感染拡大のピーク時を超えて増えていることが、最新の統計で明らかになった。
米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、1日当たりの死者数の7日平均は、
今月21日に2000人を超過。23日も2033人となった。
24日の時点で一日当たり2129人と増えていて
これは昨年9月の、デルタ株の流行のピーク時を超えている。
感染者数も当時よりもはるかに多く、入院患者数もデルタ株のピーク時を越えている。
1日当たりの新規感染報告の平均は、これまでの感染の波と比べても非常に多い。
アメリカは世界で最も新型ころなによる死者が多く、日本時間26日午後までに87万1937人が亡くなっている。
スタンフォード大学の感染症専門家、アブラアル・カラン博士は、
オミクロン株は一般的にデルタ株よりも症状が軽いが、
今回の死者数の多さは入院率の高さに起因していると指摘。
「より感染力の強いウイルスの場合、重症患者数と死者数は急激に増える。
重症化する確率が低くても、絶対数が非常に多いからだ」と説明。
米疾病対策センター(CDC)のデータでは、死者の75%近くが65歳以上となっている。
ニューヨーク・シラキュース大学の疫学者、デイヴィッド・ラーセン教授によると、
ワクチンを受けた人が増え、その人たちが生活習慣を変えて社会交流を増やしている結果、
ワクチンを接種していない人々の入院率や死亡率が上がっている可能性があるという。
ラーセン教授は、「ボストンやニューヨークなどワクチン接種率の高い地域の人々ほど、
行動パターンを変えたことでウイルスに接触する可能性が高い」と説明。
「感染者が増える中では、ウイルスがリスクの高い人々にまで到達し、死亡率が高くなると見るのが妥当だ」と指摘。
また、未接種者のリスクは年齢のほか、肥満や高血圧といった併存疾患などによって悪化していると指摘。
「これらの要因が複数ある人のリスクは高まる。まだピークに達していない」と警告した。
‘@日本では政府や自治体とメディアの温度差が気になる。
政府や自治体は厳しい措置をとろうとするが、テレビなどのメディアは軽く受け止める。
死んでも仕方ないと考えると、米国などのように死亡者はどんどん増える。
今は、緩める時期ではない。
緩めた国は、感染者が増え、死者も増えている。
なぜ、同じことを繰り返すのだ。
いつになれば理解できるのだ。
感染が後追いでも日本は何も学習していないことになる。
何度も言うが理解できない彼らが悪いのではない、
彼らを起用しているメディが悪いのだ。
日本のメディアの弊害はあまりにも大き過ぎる。