ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切る3カ月前から、
バイデン政権高官が中国政府高官と複数回の緊急会談を重ね、
ロシアに侵攻を思いとどまらせるように頼んでいたという。
米側はロシアがウクライナ国境付近で軍を増強しているなどの機密情報を開示したが、
中国側はそのたびに反論「米国は中ロ間の離反を狙っている」
「中国はロシアの計画は邪魔しない」と伝達したこともあったという。
複数の米政府高官の話として伝えた。NYTの報道によれば、
米国の中国側への働きかけは、昨年11月のバイデン大統領と習近平国家主席との、
オンライン首脳会談以降に始まった。
米政権内では、首脳会談によって米中関係が改善に向かい、
すでに喫緊の課題となっていたロシア軍のウクライナ国境周辺での増強について、
中国側の協力を得られることに期待感があったという。
米側は、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切れば、強力な経済制裁を考えていることを、
米中国大使館で、中国の秦剛駐米大使に伝えた。
しかし、秦大使は米側の話に懐疑的な態度を示したという。
‘@やはり、バイデン大統領は甘いのか。
米がロシアのことを中国に頼んで中国が米の言うことを聞くはずもない。
逆にこの行為がロシアのウクライナへの侵略を速めたかもしれない。
この情報は当然プーチンの耳に入る。米は消極的だと踏める。
そして、バレているなら早めに実行するしかない。
それは中国も同じだ。
米の弱腰が手に取るように確認できた。