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ランサムギャング、アノニマスと戦う。

ランサムウェア「Conti」を開発する犯罪グループが、ロシアとウクライナについて、

ロシア政府を支持する声明を発表したと、ITセキュリティ系のニュースサイトBleepingComputerが25日報じた。

Contiの犯罪グループは同日「ロシア政府の全面支持を公式に表明する。



ロシアに対してサイバー攻撃や戦争活動を仕掛けようとする者がいれば、

その敵の重要なインフラに対し、持てるリソースの全てを注ぎ込み報復する」と声明を出した。

しかし、同グループはその約1時間後にメッセージを更新。

「どの政府とも同盟を結ぶことはなく、現在進行している戦争を非難する」と撤回したが、

「米国のサイバー攻撃によって、ロシアやロシア語圏の重要なインフラ、

平和な市民の生活と安全が脅かされる場合、全力で報復する」とした。

特定の政府は支持しないが、米国などからのサイバー攻撃に報復する声明は変えなかった。



Contiは、英国保健省傘下のNHS Digitalによれば2020年5月に初めて確認されたランサムウェア

米Palo Alto Networksは「私たちが追跡している数十のランサムウェアギャングの中でも、

際立って冷酷なランサムウェアの一つ」と断じ、病院など人命に関わる組織を攻撃してきたとしている。

25日には匿名のハッカー集団「アノニマス」が、「ロシア政府を標的にした、対抗作戦を実行する」

という声明をTwitter上に投稿。

アノニマスとランサムギャングというサイバー戦争が新たに発展するのか。