アゼルバイジャン軍は隣国アルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフで、
ロシア軍が平和維持部隊を展開する領域に侵入して監視所を設置。
ナゴルノ・カラバフの部隊に対して無人爆撃機バイラクタルにより攻撃を実施した。
ロシア外務省は声明を発表し、緊張悪化に懸念を示すと同時に、
地域における情勢の安定化に向けて必要な措置を取るとコメントした。
国防省によると、アゼルバイジャン側には部隊を撤退させるよう要請しているという。
これにより、ロシア、アゼルバイジャン、アルメニアが2020年11月9日に締結した停戦合意に違反。
2020年9月27日〜11月10日、44日間にわたり、アゼルバイジャンとアルメニアの間で、
第2次ナゴルノ・カラバフ紛争が再燃。
だが、11月10日、ロシアの仲介により停戦が突然成立した。
アゼルバイジャンのアリエフ大統領、アルメニアのパシニャン首相、
ロシアのプーチン大統領が署名し停戦合意。
‘@前回もアゼルバイジャン側が先制攻撃を行った。
ロシアのウクライナ侵攻で動意付く国が増えている。