ロシア財務省は29日、4月4日に償還期日を迎える額面20億ドル(約2500億円)の国債について、
ルーブル建てで買い戻す方針を発表。
ウクライナ侵略に対する経済制裁として外貨準備の半分近くが凍結され、ドルが不足しており、
自国通貨に支払いを切り替える。
ただ、通貨を一方的に変更すれば、デフォルトと見なされる可能性もある。
4月4日の償還は年内のロシアの債務返済で最大規模となる。
財務省は、今月30日の期限までに買い戻しに応じる意向を示した債券保有者に対し、
額面価格の100%相当をルーブルで支払うとしている。