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スリランカ、非常事態宣言。

インド洋の島国スリランカ、非常事態宣言 経済危機でデモ暴徒化

スリランカは1948年に英国から独立して以来最悪となる経済危機に見舞われている。



ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領は1日、過去最悪の経済危機に対する抗議デモの激化を受け、

治安当局に広範な権限を与える非常事態宣言を発令。

前日に行われたデモでは、参加者数百人が大統領私邸への突入を試みる事態が起きていた。



非常事態宣言により、軍隊は容疑者を逮捕し、裁判なしで長期間拘束することが可能となる。

人口2200万人を抱えるスリランカは現在、物価高騰や生活必需品の深刻な不足、大規模な停電が発生。

外貨不足による輸入制限で、燃料や生活必需品の価格が高騰。

発電所も十分に稼働できず、3月31日には13時間の計画停電を実施すると発表し、市民の怒りが爆発した。

ラジャパクサ氏の退陣を求めるデモが全土に広がっている。



最大都市コロンボでは先月31日、暴徒化したデモ隊が、ラジャパクサ氏の私邸への侵入を試みた。

当局は同市に夜間外出禁止令を発出。夜間外出禁止令は翌1日、同市を含む西部州にも拡大された。