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​スリランカ、中国寄り外交見直しへ?

遅すぎた。

他国も他山の石とするべし。

中国やロシアを信じてろくなことにはならない。‘@



経済危機に陥っているスリランカのウィクラマシンハ新首相は7日の議会で、

日本との関係改善を図る考えを示した上で、ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領らが進めてきた、

中国寄りの外交政策の見直しが必要だと訴えた。



日本はスリランカにとって中国と並ぶ最大の債権国の一つだが、近年は中国の存在感が強まっている。

ウィクラマシンハ首相は経済立て直しに向け日本や隣国インドの協力を取り付けたい考えを示した。

首相はラジャパクサ政権が日本の支援によるインフラ計画を理由もなく撤回したことで、

「強固だった関係が壊れている」と述べた。一方で中国とも支援を巡り、交渉を続けると表明。

基本的な生活水準を維持するために今後6カ月で50億ドルが必要になると試算。



必要不可欠な輸入品の代金を支払うため、人民元建てスワップ15億ドルの条件について、

中国と再交渉していると述べた。

中央銀行の推計によると、今年の経済成長率はマイナス3.5%になるとした上で、

強力な改革、債務再編、国際支援を通じてプラス成長を取り戻せると確信していると述べた。

首相は「経済の安定を確保するだけでは不十分だ。経済全体を再編する必要がある」と発言。

「2023年末までに経済の安定を実現する必要がある」とした。



スリランカマヒンダ・ラジャパクサ首相は5月9日辞任。

マヒンダ氏はゴタバヤ・大統領の兄に当たる。経済危機を招いたとして、一族支配に対する批判が高まっていた。

マヒンダ氏は2005~15年に大統領を務め、中国の支援でインフラ整備を進めた経緯がある。

ゴタバヤ氏はマヒンダ氏の辞任で一定の責任を取り、幕引きを図りたい意向。

野党を含む挙国一致内閣の創設を進めたい考えだが、混乱は今も続いている。