ロシアのウクライナ侵略をめぐり、日本のツイッター上で「ウクライナ政府はネオナチ」という、
親ロ派、反ウクライナの投稿をリツイートしたアカウントの約9割が、
過去に反新型コロナウイルスワクチン関連のツイートをリツイートしていたことが、
東京大学大学院の鳥海不二夫教授の分析で判明。
両者の親和性の高さが浮き彫りとなった。
「陰謀論者」は常に流行りの話題に逆張りを唱える習性がある。
橋下徹専制や杉村太蔵専制、古市憲寿しなどを見ていると良く分かる。
彼らは、新型コロナを軽く見ており、風邪のようなものだと述べてきた。
それで炎上させて稼いでいるのだ。
それを真に受けて、SNSなどでリツイートして彼らを応援し、陰謀論を拡散させる。
鳥海教授の解析は的を得ている。
わたしの指摘を裏付けてくれる素晴らしいエビデンスだ。
新形コロナが流行りワクチン接種の回数が増えると、製薬会社が儲かる。
そこに、陰謀論が出てくる。
戦争になると、武器会社が儲かると、必ず陰謀論が出てくる。
災害が発生すると儲かる企業もある。すると人工攻撃の陰謀論が出る。
陰謀論者はすべては陰謀で世の中が動いていると思い込んでる。
風が吹けば桶屋が儲かる。その風を吹かしているのが裏で操る闇の首謀者。
彼らは自身が、逮捕された反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」や、
広島県呉市の谷本誠一市議と同じだという認識が無いから始末が悪い。
谷本市議は、国と航空会社を相手どって、降機命令の取り消しと20万円の損害賠償などを求めて、
広島地裁に提訴することを表明。
谷本市議は、釧路空港から羽田空港へ向かうエア・ドゥの旅客機内で、
谷本市議と知人男性がマスク着用を拒んだため、離陸前に降ろされた。
この騒動のせいで出発は1時間14分遅れとなった。
谷本市議はマスクを拒否した真相について、
「新型コロナウイルス感染症自体がとんでもない茶番劇。
世界を操る闇の組織による陰謀なんです。私はそれには屈しない」と説明。
「それはネットにもそう書いてありますし、そういうことを言っている人もそこそこいる。
陰謀を唱えている本だってある。それらを、私なりに解釈して陰謀だと判断している」と強調。
「闇の勢力ですから、本当のところはわからないんです。医学界などを支配する一部の特権階級なのか、
あるいはロスチャイルドの末裔、各国の王室なども関わっているようなものとも言えます」
と、陰謀論者の本質を解説。まさにその通り的を得ている。
(そこまでバカではなかったのか、玉川専制はこの頃論調が変わってきている。
ウクライナに勝ってほしいとかぬかしている)
谷本市議は「新型コロナウイルスは一部の勢力が自分たちだけが利益が得られるために作った、
生物兵器のようなものだ」という。
「そうした陰謀に、世界中の国も、自治体も、マスコミも騙されている。
マインドコントロールされている。踊らされている。服従させられていると見ています」とし、
「陰謀論を主張しているのは、私だけではありませんからね」と、陰謀論者の代表見解を述べた。
谷本市議は、陰謀論者の思惑を丁寧に説明している。
鳥海教授は「物事の裏にある真実を知った、と思ったときには注意が必要。
優越感をくすぐったり不安につけ込んだりする偽情報や誤情報も、
世の中には多いことを意識する必要がある」と陰謀信仰者に注意を促す。
しかし、残念ながら、陰謀論者は自分で自分をマインドコントロールしているから、
陰謀論の呪縛から離れることは無い。