4人に1人が「自衛隊違憲」
こういう、誤情報を公のテレビで流してはならない。
コメンテーターの薮中三十二氏が、サンデーモーニングで、
「国民の多くは自衛隊は合憲と思っている」と、シラ~ッと述べた。
産経新聞社とFNNの合同世論調査では、自衛隊を違憲だと考えている人が、
4人に1人いることが分かっている。
2018年、朝日新聞の調査によると憲法学者の7割以上は違憲の疑いがあると。
毎日新聞と社会調査研究センターが4月18日に実施した全国世論調査で、
憲法改正について「賛成」が48%と「反対」の31%を上回った。
9条を改正して自衛隊の存在を明記することに「賛成」は51%で「反対」の30%を上回った。
調査方法や質問が異なるため単純比較できないが、
安倍晋三議員が在任中だった2020年4月の調査では、
「安倍総理の在任中に憲法改正を行うこと」に「賛成」が36%、「反対」が46%。
自民党がまとめた自衛隊明記の改正案に「賛成」は34%、「反対」は24%だった。
いかに、安倍議員が信用されていなかったかが良く分かる。
それでも、長期総理の座に居座れる構造こそ改正しなくてはいけない。
今回の調査結果を男女別に見ると、憲法改正について、
男性は「賛成」58%、「反対」29%だったのに対し、
女性は「賛成」32%、「反対」35%と賛否が割れた。
自衛隊の明記も男性は「賛成」61%、「反対」28%だったのに対し、
女性は「賛成」32%、「反対」34%と同様の傾向だった。
いずれも女性の方が改憲に慎重且つ一貫した考えがうかがえた。
‘@自衛隊を否定する国民はほとんどいないだろうが、
自衛隊が軍隊として憲法に明記されるとなると、嫌悪感を持つ人が少なからずいる。
改憲するのなら、小手先の改編では無く、国の自衛を含めた議論をして、
その中での自衛隊の立ち位置を明確にすべきだ。
これまでも、自公は違憲なことをやって来たのだから、今更焦らなくても深く論じて進めるべきだ。
いい機会だ。