ロシアのウクライナ侵略と同じだ。
メディアに出ている国葬賛成派の中には、
「ウクライナが戦争を止めろ」と、ウクライナが悪いと発する人が少なからずいる。
だが、ロシアのプーチンが始めた侵略だ。
なぜ、プーチンに「戦争を止めろ」と言わないで、ウクライナを責めるのか。
同様に、メディアに出ている国葬儀賛成派の人たちは、
いまだ国葬儀に反対している国民を非難するが、本当に安倍晋三氏を思うなら、
多くの国民が気持ちよく送り出せる葬儀にしないのか。
なぜ、国葬儀に拘るのか。安倍氏や親族のことを思うなら、
国葬儀でなくても良いではないかと、
なぜ、岸田総理に進言しないのか。
単なる、岸田政権オンブにしか見えない。
日増しに反対の声が強くなる国葬儀なんてあり得ない。歴史的にも禍根を残す。
安倍氏の汚点になるのだ。なぜ、それが理解できないか。‘@
安倍氏国葬「反対」70%、2カ月前より20ポイント上昇。
安倍晋三氏が凶弾に倒れて2カ月半。
27日に迫った安倍晋三氏の「国葬」について、熊日が「SNSこちら編集局」(S編)登録者を対象に、
今月16~20日に実施したアンケートでは、
「どちらかといえば」を含めて反対73・4%賛成22・4%と反対が大きく上回った。
7月に実施したアンケートでは、反対49・6%、賛成42・9%、
今回は2カ月前と比べて反対が20ポイント余り上昇した。
賛成は15・1%で、前回の30・1%から半減。
前回は20代以下と30代で「どちらかといえば」を含む賛成が半数を超えていたが、
今回は全年代で反対が半数を超えた。
ただ、20代以下は賛成が39・3%と年代別で最も高い割合に。
男女別では女性で反対が78・4%と顕著だった。
今回のアンケートでは反対の割合が増えた。
全体的な賛否の近々の指数はあるのだが、若者の指数は7月後半のアンケート結果しか見当たらない。
なぜだろう。
反対の人の理由は、勘違いしている意見が多い。
一方、反対派の意見は理に適っている。
「日本経済を立て直し、世界に日本の存在感を示した」
(立ち直るどころかますます悪くなっている)
「各国のリーダーからの信頼も厚い人で、国際的リーダーだと思うから」
(信頼が厚い割にはG7などの各国の首脳や安倍氏の盟友とされる人は、ほとんど来ない)
「歴代最長の総理大臣ということにリスペクトするべき」
(最長だから良いという分けではない。それも無理やり強権で伸ばした。
当時最長でノーベル賞も受賞している中曽根氏は国葬ではない。)
「外交、警備の観点から公式な場を設けるのが適切」
(外交もほとんど意味をなさないだろうと政府内からも聞こえる)
「諸外国が弔意を示したのに、日本が応えないのはおかしい」
(だから、国葬にする意味が分からない。国葬でなくても海外の要人は来る)
「日本を取り戻す精神的支柱だった」
(日本は実態も指数的にも下落している)
「アベノミクスという日本の景気を良くすることに貢献してくれたから」
(アベノミクスは、当時推奨していた人も失敗だったと認めている)
反対派の意見は。
「閣議決定のみで強行してはならない」
「せめて国会の審議を経てからでしょ」
「岸田総理が勝手に決めたように感じられます」
森友学園とか加計学園とか、いろいろやっている。そういうのを見ると国葬というのは、ちょっと…」
「最初に提示した2億円なら納得したが、16億円以上のお金を使う場面じゃない」
「法的根拠がない」「憲法の趣旨にそぐわない」
「賛成です。アベノミクスという日本の景気を良くすることに貢献してくれたから」
ちなみに、「どちらともいえない」の理由には、
「国葬に値する人の基準がわからない」
「選ぶ基準が難しい。たまたま自民党政権だから国葬なのか」
「旧統一教会との関連を明らかにしてほしい」
FNNが実施した世論調査では、公明支持層の57.8%が「反対」と答えた。
前回8月の調査より20ポイント増えた。
政治に関心のある若者でつくる「選挙ギャルズ」が20日、
安倍氏の国葬や改憲に反対するパレードを東京都内で行った。
SNSで呼びかけ、約110人が参加。
「国葬うちらは求めていない」などと訴えながら、日比谷公園から日本橋まで約2キロを行進した。
どちらかというと、SNSなどでは
「野党は反対ばかり。反論ばかり」のメディアの作戦が功を成し、
この頃は「野党に元気が無い」「反論すらできない」などと揶揄する声が出始める始末。
この口調は、SNSなどではさらに顕著だ。
ウクライナ政府は、この戦争は、民主主義体制vs権威主義体制の戦いだと言っているが、
わたしもそう思う。
いまの日本国民を見ていると、ロシアでウクライナ侵略に無関心でいる国民と重なる。
そのくせ、動員が掛かると一斉に逃げ出す。
気付いた時には遅いということを理解すべきだ。