原因不明の子どもの急性肝炎について、
厚生労働省は国内で可能性が疑われる子どもが新たに7人確認されたと発表。
原因不明の子どもの急性肝炎は欧米を中心に報告が相次いでいて、
厚労省は国内でも同じ症状の患者がいないか調査をしている。
国内で報告された患者はこれであわせて31人となり、現時点で患者が死亡した例は無いという。
小児急性肝炎の報告数が英米を中心に増加している。
直近の約半年の間に、英国では197件、米国では180件の報告があった(5月20日時点)。
英保健当局がなどでは、「アデノウイルス」の関与が指摘されている。
米CDCは「アデノウイルスが原因の可能性があるが、このほかの要因などについても調査をしていく」としている。
WHOによると、症状が出ているのは、生後1か月から16歳までの子ども。
患者の年齢は10歳未満が大多数で、およそ半数は3歳から5歳だという。
一般にアデノウイルスは接触や飛まつを通じて感染し、主に、喉の痛みなど呼吸器の症状が出る。
アデノウイルス41型は呼吸器の症状とともに下痢やおう吐などの症状が出るという。
子どもに『おうだん』の症状が出たり、おう吐や下痢で元気がなくて、
水分が取れない状態になったりすれば、すぐに医療機関を受診してほしいと専門家は指摘。
とりあえずの対策は「手洗いはしっかりする」ことのようだ。
‘@何らかの影響で免疫力が低下しているのか。