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​中和抗体量が持続する人は副反応が強い。

新型コロナのワクチン接種をめぐり、徳島文理大学香川薬学部(さぬき市)の池田博昭研究室は、

学内の関係者を対象に中和抗体量などを調べる臨床研究を実施。



2回目接種後、中和抗体量が半減する時期はファイザー、モデルナ製とも平均4カ月だった。

中和抗体量が持続する人は副反応が強い傾向があった。

2回目接種後の中和抗体消失はモデルナ製よりファイザー製が早く、

モデルナ製接種の女性は抗体が多く残り副反応の発現率も高かった。

3回目の腫れ具合は1、2回目に比べ小さかった。

一方で未接種者はいずれも抗体量がゼロで自然免疫などで獲得した事例はなかった。

池田教授は「研究は体重や年齢、性別が異なっても全員同じ接種量で適切なのかという学生の疑問から始まった。



体重や年齢による差はみられなかったが、女性は男性に比べ副反応の発現率が高く、

発熱の程度も多い傾向がみられた」と説明。

7月の日本薬学会主催のシンポジウムで発表する予定。