「石油元売り」最高益で運送会社悲鳴。
石油元売業界の売上高トップ3はENEOSホールディングス、出光興産、コスモエネルギーホールディングス。
いずれも石油産出国から原油を輸入し、ガソリンなどの燃料、
エチレンなどの基礎化学製品として精製し、販売。3社ともガソリンスタンドを展開。
日本では原油をタンカーで輸入するため、産油国で購入した原油が日本に入るまで約1か月程度かかる。
製油所では過去に購入した原油を、高い売価にしつつ利益を拡大することができる。
また、国はガソリンの価格高騰を抑えるため、元売り事業者に補助金を支給している。
しかし、運送会社などはガソリン高騰で悲鳴を上げているのに、元売りは高収益で歓喜を上げている。
政府も黙認、日本の恐ろしい構図だ。