23日に始まったEUの首脳会議で、加盟27か国は全会一致で、
ロシアの侵略を受けるウクライナとモルドバを、EUの「加盟候補国」として承認。
EUのシャルル・ミシェル欧州理事会常任議長(EU大統領)は承認決定後、
ツイッターに「歴史的な瞬間だ。EUへの道への大きな一歩を踏み出した」と書き込んだ。
今後、両国は加盟交渉の手続きを開始する。
加盟交渉は数年〜10年以上かかるのが通例。
ウクライナは2月末、モルドバは3月にそれぞれ、加盟を申請していた。
両国は、数年かかる過程を大幅に短縮した「特例扱い」で加盟候補国に承認された。