英国で、スキャンダルが続くボリス・ジョンソン政権からの離反者が相次いでいる。
5日、リシ・スーナク財務相とサジド・ジャヴィド保健相が、
ジョンソン首相に信頼を置けなくなったとして辞職した。
6日夜までに閣外相などを中心に38人の高官が辞任。
主要閣僚は同日、首相官邸で緊急会合を開催。
報道によると、閣僚の一部はジョンソン首相に辞任を要求したが、同氏はこれを拒否。
ジョンソン首相はこの日、議会の質疑や下院委員会で長時間にわたる集中砲火を浴びつつも、
辞任要求には断固として応じない意向を表明。
(パフォーマンスは通用しなかった)
主要閣僚の会合は、大統領が官邸に戻るのを待って行われた。
メディア報道によると、ジョンソン氏の辞任を要求した閣僚には、
前日に新財務相に任命されたばかりのナディム・ザハウィ大臣も含まれるという。