政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​ファストリ、最終利益5割増へ。

ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは14日、

2022年8月期連結決算(国際会計基準)の業績予想を上方修正。

急速な円安で海外での収益が円換算で膨らみ、

最終利益は今年4月時点の予想の1900億円から2500億円に引き上げた。



ユニクロ事業は、海外での売り上げが国内を上回る。

欧米の経済活動の再開で売り上げが急回復していることに加え、円安が収益を押し上げた。

国内でも値引きの抑制が奏功した。

最終利益の予想は、最高益だった21年8月期の1698億円から約5割増となる。

売上高にあたる売上収益は500億円引き上げ、2兆2500億円とした。



ユニクロ」や「GU」で働くパートやアルバイトの時給について、

今年の秋以降におよそ1割から3割引き上げる方針を明らかにしている。

ユニクロ」では今年3月以降に時給を平均で3%引き上げているが、

「人材の獲得競争が厳しくなってきている」として、賃金面での待遇改善を進める狙い。

現在、「ユニクロ」の都内大型店で働くパートやアルバイトの時給は1200円以上となっていて、

秋以降の時給の引き上げについては、新規採用に加え、すでに働いているスタッフも対象になるという。



新型コロナ禍からの経済再開が進む中で、小売業や外食業を中心に人材の獲得競争が激しくなっている。

このまま円安が進めば、利益はさらに増える。

柳井正代表取締役会長兼社長は安倍晋三氏に感謝している。