ウクライナのゼレンスキー大統領は22日夜のオンライン演説で、
ウクライナ産穀物の輸出再開でロシアと合意したことに関し、
ウクライナは約100億ドル(約1兆3600億円)相当の穀物を輸出できると述べた。
ロシアのショイグ国防相は「ロシアは約束を履行する」と表明。
ゼレンスキー大統領は、昨年収穫した2千万トンに加え、収穫が始まっている今年分が輸出可能とした。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、
輸出再開の成否は「ロシアが取り決めを守るかどうかにかかっている」と述べ、合意履行を求めた。
‘@本当に実行されるのか、合意の実効性が課題となる。
プーチン相手に予断は許されない。
油断をさせて置いて奈落の底に突き落とすのは常套手段。
KGBの手口だ。
1兆円超の利益を、そう易々と簡単に許すとはとても思えない。