ツイッターなどから「無料PCR検査したら、なぜか1000円分のQUOカードくれた」
「アマゾンギフト券もらえたし、5分で500円なんてめっちゃいいじゃん。また行こう」
検査を受けた女性。
「検査は9回目です。今まで、ちょっとはやってきたと思うと、心配になって受けるので」
「商品券は、9回とも受け取りました」
SNS上には、他の無料検査場でも、商品券やギフトカードをもらったという投稿がいくつもある。
なぜ無料の検査を受けたうえに、商品券がもらえるのか。
検査を行う事業者には、都からキット代など、検査に必要な実費が支払われる。
さらに、事務経費として検査1件あたり、3000円が一律に支給。
この事務経費は、何に使ったかを示す領収書が必要ない。
仮にこの中から、500円の商品券を渡しても、事務経費は2500円残る。
検査を受けた人の中には、スタッフから、
「検査は、3日に1回受けられます。商品券はその度に渡せますので、また検査を受けにきて下さい」
と言われた人もいる。
東京都の担当者は、次のように回答しています。
「商品券などが配られている話は把握しているが、各事業者が地域振興という観点で配っていると聞いている。
仮に、事務経費が商品券に使われていることが発覚した場合は、厳しい対応を取る」と回答しているが、
実際は野放し状態だ。
無料のPCR検査に使われるお金は、すべて税金。
感染者が急増し、検査を受けられない人も出てきているなか、何がどうなっているのか。
PCR検査の闇が。だれが得をして、だれが利益を得て、だれが利するのか。
調べたら、私の街では商品券やギフトカードは配っていないようだ。