“統一教会”徳野英治会長(2015年10月当時)
「『家庭連合』としての新しい出発ができることとなりました」
2015年、長年認められなかった教団の名称変更が認証された。
当時、文部科学大臣だった下村博文議員は4日午後、野党の情報開示請求に対し、
名称変更の経緯などが黒塗りで返ってきた文書について説明した。
自民党 下村博文議員
「私もすごく迷惑を受けているから、(文化庁には)ぜひ開示してもらいたい」
下村議員は、黒塗りのない状態での開示を求めた。
その上で、改めて自身の関与は否定し、決定権は文化庁の文化部長にあったとした。
当時の大臣としての責任について聞かれた下村議員は、
「今となっては責任を感じます。ただ、当時名称変更した時、
どこもほとんど報道されなかったと思うんですよね」と述べた。
その上で下村議員は「名前が変わったといっても、旧統一教会がそのことによって、
新たに信者に迷惑をかけるようなこと、国民に迷惑をかけるようなことをするということについて、
想像できない話でありますし」と釈明。
‘@「メディアも統一教会の名称変更になんら関心を持っていなかった。
その程度のものだった、だから、私も国民に迷惑をかけるようなことをするということについて、
想像できない話だった」と下村議員は言っている。
関心を持たなかったメディアも悪いが、だからと言って悪徳商法の統一教会にお墨付きを与えるなどは言語道断。
その後被害者は増加した。何の言い訳にもならない。
文化庁のある幹部は、「書類の要件がそろっていれば、受理・認証せざるを得ない。
社会的な評判などを理由に認証を行わないことは、宗教法人法に違反する」と説明したというが、
だとすれば、断り続けて来た前川喜平氏らは違反者ということか。
そもそも、書類の要件とは何だ。
カルト教団でも、書類の要件が満たされるのか。書類さえ揃えば認証されるのか。
だとすれば、直ぐに改正しなければ、次から次へとカルト教団が世界中から日本へ押し寄せて来る。