先日も記したが、安倍氏の元秘書官・井上義行議員は、
旧統一教会施設がある自治体で得票数が増えている。
安倍晋三元首相の元首相秘書官で、7月の参院選で比例区で当選した。
井上議員(自民)が、落選した2019年と比べ、「家庭連合(統一教会)」の施設がある自治体で得票を伸ばしていた。
井上議員は「賛同会員」になったことを認めている。
教団は「特定の党を応援していない」としているが、友好団体「世界平和連合」は支援を認めているし、
映像も残っているので否定のしようがない。だから井上議員も開き直っている。
井上議員は、19年の参院選では得票が約8万8千票で落選。
今年7月の参院選では、得票を約16万5千票とほぼ倍増させて当選。
比例区の投票者に占める得票率は、0・17%から0・30%になった。
全国に「家庭教会」と呼ばれる教団の施設がある自治体は259。
教団の施設は都市部に多い。
自治体の得票率を平均すると、施設がある方の得票率が高い。
‘@統一教会の影響力はあまりないとする解説者もいるが、
侮ってはいけない。
そもそも、そんなんに影響力が無いのなら、危険を冒してまで統一教会に接近しない。
1人2人確実に当選するかしないかでは大きな違いがある。
多くの信者が選挙応援をしてくれるのは非常に助かる。
安倍氏が統一教会トップを称賛していたことでも分かるように、いろんな意味で影響力があるのは明らかだ。
資金のある10万人の忠実な組織を軽く見てはいけない。
統一教会の力を軽く拡散する解説者などに騙されてはいけない。
自民党内にあれほど食い込んでいることを鑑みても、影響力が分かりそうなものだ。