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公取委、セブン向け食品の卸売り会社に勧告。

雪印メグミルクの子会社、商品の製造委託先に支払う下請け代金を不当に減額。


公正取引委員会は9日、食品卸売会社「エスアイシステム」(東京都新宿区)に対し、

下請け法(下請け代金の減額の禁止)に基づき違法行為をやめるよう勧告。


代表長代表取締役社長 板橋 登志雄)

同社は主要取引先のコンビニ最大手「セブン―イレブン・ジャパン」から新商品を受注した際などに、


「商品案内作成代」を請求されており、自社で払わず下請け側に負担させていた。

セブンのプライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」のデザートや飲料、

冷凍食品などの製造を委託した46社に対し、計3628万847円を下請け代金から減額していた。

セブンの案内作成代は新商品1個あたり10円、リニューアル品は同4円の単価だという。

エス社は既に全額を返金したという。エス社は雪印メグミルクの子会社。

担当者は「法令の知識不足で取引先に請求していた」と嘯く、知らない筈はない。



それにしても、セブンの「商品案内作成代」と言うのも良く分からない。

エス社は委託していただけで販売していないのに案内作成代の意味が分からない。

値下げの口実のように見えるが、こちらの方も問題ではないのか。

結局は下請けを泣かして稼ぐ大手。

悪でなければこの世は大きくなれない、生き残れない。