「円安生かす政策を」
自民党の菅義偉議員は25日放送のBSテレ東番組で、
日米の金利差拡大を受けた円安ドル高を踏まえ、
円安メリットを生かせる政策に取り組むよう求めた。
具体策として農林水産品の輸出促進支援を挙げた。
トヨタ自動車の豊田章男社長は22日、東京都内での記者会見で、
「円安が収益に与えるメリットは以前に比べて大変減少している」指摘。
急激に進行した円安について「資材や部品の輸入が増えており、
輸入価格やエネルギー価格の高騰によるデメリットが拡大しているのが現実だ」と、
自動車産業への悪影響に危機感を示した。
その上で、「為替はできる限り安定推移をお願いしたい」と訴えていた。