今日、全容を知った。
27日に営まれた安倍氏の国葬儀で弔辞を読み上げた菅義偉議員。
昭恵夫人からの申し出だというが、話題を呼んでいる。
「友人代表」として行った弔辞は、多くの感動を生んだようだ。
「7月の8日でした。信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。
あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気をともにしたい」と、恋文口調で始まった。
「天はなぜ、よりにもよって、このような悲劇を現実にし、いのちを失ってはならない人から、
生命を、召し上げてしまったのか」どの戯曲の真似をしたのか。
前述の「あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気をともにしたい」の流れから、
「天はなぜ、悲劇を現実にし、生命を、召し上げてしまったのか」と、
いまにも、歌って踊りそうだ。
そもそも、突然に命を失っていい人などいない。
いのちを失ってはならない人は全世界の民がそうなのだ。
優性思考が具現化され言葉となって吐き出された。
「あなたの判断はいつも正しかった」と述べ、
「特定秘密保護法、一連の平和安全法制、改正組織犯罪処罰法など、難しかった法案を、
すべて成立させることができました」と賛辞した。
いずれも、安倍政権の中でも最も反対の強い、まさに国民が大きく割れた法案で、
いずれも国会での強行採決の末に成立している。
そして、案の定、菅議員の歌劇には、葬儀ではあり得ない「拍手喝采」に包まれた。
最後まで国民をバカにし舐め切って安倍氏を送った。
選挙に負けないと慢心しているからだ。