伯父が語る山上徹也容疑者の今。
安倍晋三氏襲撃事件から5カ月半、伯父が語る山上徹也容疑者の今。
「統一教会とか、救済法案とかはどうでもいいんです。私は徹也のこれからだけを考えているんです」
そう話すのは、安倍氏を銃撃した、山上徹也容疑者(42)の父方の伯父。
「徹也に会いに行っている(徹也の)妹から話を聞きますが、徹也は元気にしてるみたいです。
衣食住与えてもろうて、こんな自由な時間はない。妹は、英和辞典、私は英検の参考書を差し入れてます。
でも、徹也が全然、勉強していないみたいで、妹に怒られているみたいですわ」
12月10日に旧統一教会の被害者救済法案が可決。旧統一教会に対する取り締まりは厳しくなってきている。
「自民党は、解散請求に応じたくないから、救済法案を可決させたんでしょう。
統一教会が解散すれば、清算法人になる。そうすれば、裁判所が清算人を専任し、
その内部書類が手に入って、安倍さんのビデオメッセージに、どれくらいお金が動いたのかがわかってしまう。
だから、解散させたくないんじゃないですか」
現在、山上容疑者は1月10日まで、大阪拘置所に勾留されている。
伯父は山上容疑者の鑑定留置期間の延長には疑義を呈した。
「私は、納得いっていません。そもそも、鑑定も果たして必要やったんかと常に疑問を抱いていたので」
「徹也は優しいんですわ。優しいから、妹のことも守ってね。だから、妹は、そこまで統一教会に対して憎悪はない。
それは、全部、徹也が統一教会のことは一身に受けて、妹を守っていたから。
だから、妹はいまでも『てっちゃん』『てっちゃん』言うて、徹也のこと慕ってますよ。
そういうとこ、弟(徹也の父親)に似てるんですわ。
どっかの記事に、弟がアルコールやってA子にDVしたってありましたけど、そんなことありません。
事件直後、検事が来て、A子に、弟がどういう人やったか聞いたんですよ。
そしたら、A子がちょっと上を見ながら、『優しい人やった』って言うたんですよ。弟も優しすぎてね。徹也も一緒ですわ」
徹也のために、徹也が出てくるときのためにやっている。それしかありません。
弟の子どもやから、何でもしますわ。当たり前のことや。何度も言いますが、血は水よりも濃いんです」
伯父や親族は山上容疑者が“塀の外”に出る日を待ち続けるという。
‘@伯父もわたしと同様の見方のようだ。
被害者救済法案を急いだのは、解散請求を煙に巻くため。
また、伯父は必要ないと述べているが、鑑定留置の期間が長すぎる。