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​菅前総理「民主主義を守っていかなければ」?

安倍晋三氏(享年67)が7月8日、奈良市内の街頭演説中に凶弾に倒れた銃撃事件から5カ月半。

菅義偉議員(74)が振り返る。「絶対にあってはならないことだ。特に民主主義にとっての根幹である選挙の際に、

あのような銃撃事件が発生しているわけですから。そうしたことに負けない社会をつくらなければいけない」

志半ばで旅立った盟友へ改めて誓いを立てた。



‘@民主主義を無視し壊した安倍氏の側近だった菅氏が言う言葉ではない。

安倍氏も言葉の意味を知らなかったが、菅氏も勉強し直した方が良い。

ある意味民主主義がトランプ氏を大統領の座に据えた。

それ以来、民主主義の変質という意識が強まった。

トランプ現象は民主主義にとって危険人物と見なされている。

トランプ氏は自らに批判的なメディアをフェイクと決めつけ、その主張にいっさい耳を貸そうとせず、

「フェイクメディアはうウソ付きだ」と罵倒を繰り返し、トランプ支持者も応援する。



まさに安倍政権もそのようなものだった。だから両者は馬が合ったのだ。

反対意見にも耳を傾けて論議をつくす政治こそが民主主義である。

その信条からすれば、安倍氏やトランプ氏の姿勢は「民主主義の敵」ということになる。

政治家が民意を敵に回してでも要な決断をするならば、「民主主義は民意の反映」とはならない。

絶対的に間違いのない判断などありえない。

民主主義とは、市民が直接、もしくは自由選挙で選ばれた代表を通じて権限を行使し、

市民としての義務を遂行する統治形態であるとするならば。

間違っても責任をとらない仕組みを安倍政権以降構築し岸田政権に至っている。

彼らが民主主義を唱えるなど、チャンチャラおかしい。

日本はどちらかというと、自由な社会主義国だ。

全国民が中流でそれなりに生活ができる。それを国民も求めて来た。

だがその制度もいま崩壊しようとしている。



確かに総理経験者が銃撃されるというのは衝撃的な事件だ。

誰であろうと日本で銃に撃たれて亡くなるなどあってはならないことだ。

犯人も絶対許されるべきで無いのは当然。

だからと言って、その後日本に大きな変化があった分けではない。

負けている分けでも全然ない。

その点に関しては大きく騒ぎ過ぎだ。

むしろ、利用しているのではと勘繰ってしまう。