自民党の世耕弘成参院幹事長は7日の民放ラジオ番組で、
少子化対策の財源を賄うための消費税増税に慎重姿勢を示した。
甘利明前幹事長の発言を念頭に「党の一部に『消費税で』という話もあったが、ちょっと拙速だ」と断じた。
財源として予算の使い残しで生じる決算剰余金を挙げたほか「保険料という形で薄く広く集めていく考え方もある」と指摘。
世耕幹事長は財源論に関し「ゼロベースで議論すべきだ」と訴えた。
‘＠岸田総理にことごとく反発する世耕議員。
早速消費税増税に噛みついた。
安倍氏の威光を笠にここまで登りつめた世耕議員だが、
安倍氏亡き後、元々高慢な世耕氏を毛嫌いしていた議員たちが手ぐすねを引いている。
ただ弓が引かれるかどうかはその時々の流れによるのが政治家。
立憲民主党の中からも消費税増税の話が出ている中、統一地方選に向けての対応もあるのだろうが、
選挙の前には隠して選挙後に姑息に出すやり方はもうやめた方が良い。
堂々と正直に議論すべきだ。
そうでなければ国民の政治不信、政治離れは、ますます深刻になる。
