中国「日本はアジアのウクライナになる」
中国官営グローバルタイムズは16日、
「日本が米国の戦略路線に従えば『アジアのウクライナ』になる危険がある」という題名のコラムを掲載。
同メディアは、日本が軍事化を正当化するために外部の脅威を口実にしていると指摘。
「アジア・太平洋地域で米国の手下の役割を続けて問題を起こせば、日本は米国のスケープゴート、
あるいは東アジアのウクライナになることに気を付けなければならない」と警告。
その上で、岸田首相が伝えようとするメッセージは明確だ、
「ウクライナ戦争に傾いた米国とNATOが日本の安保懸念にさらに多くの関心を持つようにすること」と主張。
上海国際問題研究所の廉徳瑰日本研究所長は、
「米国と日本が意図しているのは中国の台湾統一を妨害しようとすること。
彼らは中国本土が武力を先に使うよう刺激し、中国をジレンマに陥れた後に、
責任を転嫁して、戦争に対し非難することを望んでいる」と主張。
これに先立ち中国外交部の汪文斌報道官は13日に、
中国を念頭に「インド太平洋とその他の地域に最も大きな戦略的挑戦」と規定した日米共同声明に対し、
「仮想の敵を作って新冷戦思考をアジア太平洋地域に引き込むことを中断せよ」と非難。
‘@何度も指摘、警告しているが、ロシアのプーチンがウクライナに侵略する前と同じような状況になっている。