細田博之衆院議長は24日、議長公邸で衆院議院運営委員会の各会派代表による懇談形式の質疑に応じ、
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自身の関係について、「やましい付き合いはなかった」と釈明。
自民党の清和政策研究会(現安倍派)会長だった2016年の参院選で、教団票を差配したとの指摘には、
「一切ない」と否定した。
質疑は約1時間、冒頭の写真撮影を除き非公開で行われた。
細田議長は昨年9月と10月に文書などを通じて8回の教団関連会合に出席したことは認めたが、
野党は説明責任を果たしていないとして質疑の機会を求めていた。
出席議員によると、細田議長は新たに判明した接点はないと説明。
「呼ばれた会合には行ったが、具体的な要望はなかった」と強調。
また、19年の関連団体イベントで安倍晋三元氏の名前を挙げて、
「きょうの盛会、会の内容を安倍首相に早速報告したい」と述べたことについては、
「安倍氏と近い団体と知っていたのでリップサービスで言った。実際は報告していない」と説明。
教団と安倍氏の関係については「大昔から関係が深い。こちら(自分)は最近だ」と釈明。
‘@亡き安倍氏は統一教会と深い関係があったが、わたしは最近だと、
安倍氏を引き合いに自己弁護する細田議長。
安倍氏が昔から統一教会と深い関係があったことを認めた。
分かっていた話だが、自民党の重鎮が証言したということだ。