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​香港から英国に14万5千人が移民。

特別ビザ発給2年「さらに歓迎」

英国政府は1日、香港から英国への移民を受け入れる特別ビザの発給が、

2021年1月末からの2年間で14万4500人に達したと発表。

中国共産党による統制強化で自由を失った香港人を受け入れる制度で、「さらなる移民を歓迎する」としている。

特別ビザは、中国が20年6月末、反中国的な言動を取り締まる、

香港国家安全維持法(国安法)を施行したことをきっかけに導入が決まった。



当時のジョンソン英首相は『国安法』について、香港の高度な自治を認め、一国二制度を保障した、

「中英共同声明の深刻な違反だ」と激しく反発。

香港市民の救済策として、将来の市民権獲得に道を開く移民の受け入れを21年1月末に始めた。

この制度では、5年間の居住権を認め、さらに1年滞在すれば市民権も取得できるようになる。

英政府は制度開始からの5年間で、25万〜32万人程度が移民と予測している。