国産ジェット機開発撤退へ 三菱重。
08年に事業化を決定したスペースジェット(旧MRJ)。
三菱重工業は、国産初の小型ジェット旅客機スペースジェットの開発、撤退する方針を固めた。
これまでに約1兆円の開発費を投じてきたが、知見不足で開発延期を繰り返し、
2020年10月に「いったん立ち止まる」として事業を凍結。
凍結以降は、米国の飛行試験の拠点を閉鎖するなど段階的に事業を縮小してきた。
約半世紀ぶりの国産旅客機として官民一体で開発してきたが、事業化のめどが立たず、撤退に追い込まれた.
2014年には日本航空と32機の導入について基本合意に至り、2015年1月に正式契約を締結。
400機以上の受注を世界各国の航空会社より獲得していた。
中国国産大型旅客機C919を製造する中国商用飛機(COMAC)によると、
2022年12月、C919の初号機が航空大手の中国東方航空集団に引き渡され、商用化の第一歩を踏み出した。
2022年末現在、C919は32社から計1035機の受注を獲得しているという。
C919は中国が独自に開発した次世代幹線用ジェット旅客機。
2022年12月9日、中国東方航空がC919を世界で初めて受け入れ、同月26日に100時間にわたる検証飛行を始めた。
C919は航空市場で主流機種のナローボディ機。この機種が中国民間航空の80%を占めている。
客席数は158席から192席まで、航空会社と航空便の需要に応じて調整できる。
‘@盛り上がっていたのに残念だ。
1兆円をドブに捨てた格好だ。
日本は戦闘機も造れないということか。
日本の技術力衰退の大きな傷跡が虚しい。