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​​東京医療センターで看護師の16%が退職。

さらに半数が退職希望 労働基準法違反の疑いも。

独立行政法人国立病院機構東京医療センターで、看護師の大量退職が起き、

医療現場が危機に陥っていることが「 週刊文春 」の取材でわかった。

東京医療センターは、独立行政法人国立病院機構が東京都目黒区東が丘に設置する病院。

新型コロナのワクチン接種を日本で最初に行うなど、日本の医療を代表する病院の一つ。


敷地内に同病院機構の本部もあり、国立病院の『総本山』

 

病院幹部の一人は、こう証言する。

「呼吸器や総合内科の病棟をコロナ専用病棟に作り替えることになり、入院患者を他科の病棟に移した。

他科の看護師は専門外の上、重症者も多い。慢性的な人手不足も重なり、耐え切れなくなった看護師が次々と辞めているのです。

職員の調査では、昨年4月から今年1月までに退職・休職を含めて100人の看護師が減っていることがわかりました」

20代の看護師は、

サービス残業も横行しています。名のある病院で、数年前は人気の就職先だった。

今はただ忙殺され、経験も積めない。日々辞めたいとばかり考えています」と吐露。

前出の幹部はこう嘆く。

「病床を減らさないと現場はもうまわらない。来年度からの看護体制なんて、ヤバすぎて想像もつきません」

東京医療センターは、

「今年度末までに看護師646人のうち106名が退職予定です。例年より多いのは理解しており、改善策を考えているところです。

また、退職は年1回の調査以外にも都度希望を尊重し認めています。

超過勤務については、事前命令、事後確認が原則で、申請させないということはありません。

労働基準法に則り適切な人事管理を行っております」と説明。



‘@病院側の体質もあるのだろうが、新型コロナの患者の対応でさらに過重労働になったようだ。

新型コロナのしわ寄せが病院の騒動に及ぼしているとすれば悲惨な話だ。


医療従事者を助けようとした声はいつの間にかなくなってしまったが、

新型コロナ医療お患者を扱う医療従事者や介護関係の人たちは今も新型コロナと戦っている。

忘れないようにしなければならない。