ロシア軍が占領する地域には既に30万人以上の兵力が終結している推定され、
この大半は東部戦線=ルハンシク州とドネツク州に集中しており、
レズニコフ国防相は「ウクライナ侵攻にとって象徴的な2月24日に向けてロシア軍の攻勢が加速していく」と警戒した。
ロシアの軍事力が専門の力ダラ・マシコット氏(ランド研究所)は、
「現在のロシアが採用している戦術は赤軍が好んだ兵士の波で、この強引な攻撃戦術は洗練されたものではないが、
ウクライナ軍にダメージを与えており、もはやハルキウで反撃が成功した要因の多くが存在しないとのべた。
占領地域におけるロシア軍の戦力密度が飛躍的に高まったため1日何kmも前進したりするのは不可能とした。
匿名を条件に米Foreign Policy誌の取材に応じたウクライナ軍関係者は、
「新たな攻撃に備えてロシア軍は戦車1,800輌、装甲車輌3,950輌、大砲2,700門、多連装ロケットシステム810門、
戦闘機400機、ヘルコプター300機を準備している」と明かしており、
これだけの戦力がウクライナ東部の限定された範囲に投入されれば酷い戦いになる。
米国や欧州諸国が提供を約束した主力戦車や歩兵戦闘車の引き渡しは早くても3月末~4月(米エイブラムスは早くて年内)になる見込みで、
150km先の目標を攻撃可能なGLSDB(地上発射型小口径爆弾)の提供は9ヶ月後になると予想されている。
ウクライナ最高議会のウスティノヴァ議員も「新たな攻撃に耐えられるか予想もつかないが、
極めて困難な状況に陥るのは確実だ。我々には十分な弾薬がなく戦車も到着まで時間がかかり、
何もかもが時間がかかり、エイブラムスが送られてくる頃にはロシア軍の攻勢が、
どのような結果をもたらしているかを目撃した後だ」と怒りを訴えた。
‘@以前にも指摘したがウクライナへの武器供与が遅すぎる。
どうせ供与するなら早い方が良い。
手足をもぎ取られてピストルを渡してもどうやって撃つのだ。
西側諸国が提供する新たな武器が到着する前に出来るだけ前進したいとロシア軍が考えるのは当たり前。
西側の対応の遅さがウクライナを壊滅へと向かわす。