ウクライナが再び大規模な空襲に見舞われています。
ウクライナ各地で10日、ロシア軍によるとみられるミサイルやドローン攻撃が行われた。
ウクライナメディアなどによると、首都キーウのほか、ミコライウ州、オデーサ州、ザポリージャ、
ポルタバ州やハルキウなどウクライナ中東部を中心に攻撃が行われているとみられる。
オデッサ当局によると、ロシア軍が空母からカリブルミサイルを発射したことが確認されたという。
各地のインフラ施設も被害を受け、緊急停電となっている。
‘@プーチンがウクライナに侵略した当初、ウクライナが西側に寄り過ぎるから、
ウクライナが西側から武器を供与されているからプーチンがウクライナを攻撃したと、
ウクライナが悪いかのような意見が散見された。
いまもそう思っている人は少なからずいるのだろうが。
わたしは、その時にも述べたが、西側と仲良くなったから攻撃するというのはおかしな話で、
そもそも、ウクライナがロシアに攻め入る力はないし、攻め入ろうとも思っていなかった。
それは逆に、西側も許さない、いまでさえそうなのだから。
それが正論だとすれば、いま軍備増強している日本は、中国やロシアに攻め入られても仕方ないという話になる。
だとすれば、日本は軍備増強を止めるべきだ。
そうすれば、中国もロシアも日本を敵対視視せず戦争にもならない。
その考えは、プーチンと同じ考えだ。
狂っている人間の理屈を正論化するのは頂けない。
ウクライナ国民は西側と仲良くなりたかったのだ。ロシアとも敵対するつもりはなかった。
なぜ兄弟が戦争をしなければいけないのか、ウ・ロの多くの人がそう言っていた。
隣国が敵対する国と仲良くしているから攻め入るなど、そんな無秩序なことを許してはならない。
そもそも、プーチンはウクライナを脅威だとは思っていなかった。
だから、3日でウクライナを制圧できると確信していた。これは事実だ。
単純に言えば、たた単に制圧したかった。
目先のハエを振り払って西側との距離(領土)を広めたかったのだ。
だが大きく当てが外れた。
ロシア軍は間抜けで、ウクライナの抵抗は思った以上に強く、西側の支援も強力だった。
台湾問題もそうだが、中国が2014年頃から南沙諸島の埋め立てを勝手に始めた。
そんな理不尽なことが許されるはずもない。
この辺りから一気に中国への不信感が各国で広がった。
その埋め立ては止まることなく巨大化。
台湾やフィリピンをはじめ日米などが懸念を表明。
米軍も駆逐艦などを近辺で航行させることになった。
争いのきっかけは中国がつくった。
悪い方の肩を持ちたがる思考回路がわたしには理解できない。
殺人者と被害者、両方に正義があるはずもない。
殺人者にも正義があるとすれば、人は人殺しても良いという話になる。
その考えこそ社会を混乱させる狂気だ。