治安悪化でドイツ救助隊が活動取り止め。
トルコ大地震は発生から1週間となり、死者はシリアと合わせ3万4000人を超えた。
捜索活動は続いており、160時間以上経っても、生存者が救助されている。
懸命の捜索活動が続く一方、倒壊した店舗や住宅を狙った犯罪が相次ぎ、
強盗などの容疑ですでに90人以上が逮捕されたという。
治安の悪化を受けて、ドイツなどの救助隊が活動を取りやめる事態となっている。
シリアの被災地を訪れているWHOのテドロス事務局長らは、
衛生状態の悪化でコレラやはしかなどの感染症が蔓延するリスクが高まっていると、懸念を示した。
一方、被災地援助で、支援物資として送られたパンや衣類が大量に余り、廃棄される事例が相次いでいる。
被災者からは「もう食べ物はいらない。欲しいのは下着やトイレだ」という声も聞かれる。
都市部では物資が届いても求められているものと必ずしも一致しないという問題が生じている。
トルコ当局によると、防寒着やおむつ、下着、女性の生理用品などには依然強いニーズがある。
ただ、国連機関などは避難民への食料支援の必要性を訴えている。
各県の中心部には物資が届くものの、そこから山間部などに送られず、被災地の中で格差が生じているのが実態だ。
‘@日本でもよくあることだが現地のニーズと送る支援物資が一致しない。
それでも日本も幾度となく災害に見舞われ、自治体の努力とボランティアの経験値で差は少なくなってきている。
中にはゴミのようなものを送って来る輩もいるから困ったものだ。
それにしても、命懸けで救助しているのに救助も困難なほど治安が悪化するとは。
民度の低さか。エルドアン大統領もしっかりと体制を作るべきだ。恥ずかしい失態だ。