衆院小選挙区の「10増10減」を受け、公明党が東京、埼玉、千葉、愛知4都県で、
新たに候補者擁立をめざしていることについて、自民党の森山裕選挙対策委員長は、
22日に行われた東京都内の講演で難色を示した。
「10減のところは全部、自民党がかぶっている。10増のところを四つと言われてもなかなか難しい」との見解を示した。
森山選体長は「公明党にお願いをする選挙区、自民党が責任を持つ選挙区というのを、
しっかり仕分けをしていくということが大事だ」と指摘。
そのうえで「これぐらいはしょうがないと思うところで決着しないといけない。
選挙調整で変なことにならないように努力を尽くしたい」と語った。