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​​ベラルーシ大統領 中国訪問へ。

中国外務省はベラルーシのルカシェンコ大統領が28日から中国を国賓訪問すると発表。

滞在中、習近平国家主席と会談予定。

ロシアのウクライナ侵略を支持しているルカシェンコ大統領との会談で、

習主席がどのような発言をするのか、注目が集まる。



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ルカシェンコがプーチンより先に習近平主席に合う意味は。

「欧州最後の独裁者」と揶揄されるルカシェンコ。

 
中国の習近平主席は「兄弟分」として厚遇し、関係強化を図っている。
 
ベラルーシは2019年、ロシアからの債務の返済期限が近づいたため、多額の資金を緊急に必要としていた。
 
ベラルーシ側は当初、その返済のためロシアからさらに6億ドルの借り入れを希望したが、交渉は難航。
 
この時、中国はベラルーシに対し、いかなる条件もつけずに5億ドルの融資を申し出て、窮地を救った。
 
また習主席はルカシェンコとの首脳会談で、ベラルーシの兵器開発を支援すると約束。
 
中国側が資金を工面して、ミサイル発射システム「ポロネーズ」を共同開発した。



かつてベラルーシにおける技術産業の資金源はロシアだったが、最近は中国が関与を強めている。
 
中国は現在、巨大経済圏構想「一帯一路」で、ベラルーシをその重要拠点と位置づける。
 
ルカシェンコも中国企業を積極的に誘致。


中国企業ベラルーシで生産した製品は、ロシアやEU市場に輸出されている。

ルカシェンコが強気なのは習主席の後ろ盾があることも影響している。