政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​ひろゆき、米での評判。

東京大学大学院教林香里教授。

ひろゆき人気とネット時代の「弱者」観 壁の向こうとつながる道は。

論壇の定義はいろいろだろう。しかし、それを日本社会の世論形成の一つの[
舞台]だと定義するならば、


いまその舞台でもっとも影響力ある一人に「ひろゆき」こと西村博之がいる。

彼はネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」の創設者であるだけでなく、いまや民放テレビや雑誌などに広く登場し、

あえてタブーに触れるような挑発的な話術を披露する。

カリスマ的有名人として男子高校生の間では「総理大臣になってほしい有名人」第1位(〈1〉)だとか。

昨年は金融庁の広報動画にも起用された。



他方で、米紙ニューヨーク・タイムズは、彼を長文の記事で取り上げ、日本でのセレブ的扱いに疑問の目を向ける。

同紙は、彼が「ネット上で最も有害な場所の一つ」である英語圏の匿名掲示板「4chan」の所有者であるのに、

日本ではその実態があまり知られていないと指摘する。

たとえば、昨年、米ニューヨーク州バファローで10人が死亡した銃乱射事件では、

容疑者が人種差別に基づく過激思想を4chanに書き込んでいた。

ひろゆきは、ベストセラー『1%の努力』で、英語圏の匿名掲示板は競争が少ないから、

4chanの管理人を「ダラダラと続けていける」と書いている。

‘@ひろゆきしに対する米メディアとわたしの見方は同じようだ。