ウクライナの志願兵で構成する特殊部隊「クラーケン」は5日、
自国と接するロシア西部ブリャンスク州にある監視塔を自爆型無人機で破壊したとSNSを通じて発表。
クラーケンは東部ハルキウ州拠点の特殊部隊で、ウクライナ国防省情報総局と連携している。
ウクライナ側が越境攻撃を発表するのは極めて異例。
監視塔を破壊した日時は明らかにしていない。
2日には、ウクライナを拠点とするロシア人部隊「ロシア義勇軍団」が、同州に侵入攻撃したとする声明を出している。
2日の侵入攻撃について、ウクライナ側は関与を否定しているが、
ロシア義勇軍団の創設者デニス・カプースチン氏(38)は3日、英紙の取材に対し、ウクライナ側の「了解」があったと主張。
ロ情報機関「連邦保安局」(FSB)は6日の発表で、ロシア義勇軍団をウクライナの情報機関「保安局」(SBU)傘下組織と位置付けた。
‘@ウクライナ側にしてみれば自国だけ攻撃されて破壊されるのは理不尽だ。
それでなくても非合法的手段で不合理にプーチン率いるロシア軍に侵略されている。
ただ西側にしてみれば、ロシア国内を攻撃すると核の脅威が高まるので避けたい。