中国の習近平国家主席は、米国が「中国に対する抑圧」を主導していると非難するとともに、
自国の民間企業に対して技術革新を進めて外部に依存しない体制を構築するよう呼び掛けた。
国営新華社通信によると、習氏は国政助言機関・全国政治協商会議(CPPCC、政協)で、
各産業大手に向け、「米国が主導する西側諸国は、中国に対する全面的な封じ込めや包囲、抑圧を行っており、
わが国の発展にとってこれまでにない重大な課題を突き付けている」と、米国に対し異例となる名指し非難を行った。
その上で「国家が内外情勢の大規模かつ複雑な変化に直面する中、闘う勇気を持たなければならない」と訴えた。
中国の秦剛外相は7日、日本は軍国主義の歴史から学ぶべきだと改めて述べ、
「中国を封じ込める新たな冷戦に日本が参加するならば、まだ癒えていない古傷に痛みを与えることになる」と主張。
また、経済面では、日本と中国は補完的な関係で相互利益のためには、産業網や供給網を共同で維持するべきだと述べ、
中国との切り離しの動きを牽制した。
‘@中国も日米に対してますます過激な発言をするようになって来た。
それは、日米が中国に対して牽制的な言動をするからだ。
岸田総理になってから、安倍政権下と違い挑発的な発言は控えめだ。
ただ、ロシアのウクライナ侵略が起きて、日本は加速度的に軍備拡大に向かっている。
バイデン大統領はウクライナでの失敗を繰り返さないために、中国に対しては先手先手で前のめりになっている。
このまま日本も米国に全面的に付き合うと、中国との経済関係にも亀裂が入ることになる。
日本は匙加減を考えバランスをとることが重要だ。
ウクライナで起きていることがアジアで起きないようにしなければならない。