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​米、中国に「対抗し続ける」

ダニエル・クリテンブリンク国務次官補は2月28日、米下院外交委員会の公聴会で、

中国による沖縄・尖閣諸島や台湾への威圧に対し、「米国は対抗し続ける」と言明。

南シナ海尖閣諸島を含む東シナ海台湾海峡をめぐる中国の脅威や挑発を看過しない立場を表明。



米国本土上空に飛来した「偵察気球(スパイ気球)」問題にも触れ、

「中国が国内ではより抑圧的に、対外的にはより攻撃的になっていることをさらけ出した」と非難。

米国が制裁対象とする中国の衛星会社「スペースティー・チャイナ(長沙天儀空間科技研究院)」が、

ウクライナを侵略したロシアの民間軍事会社「ワグネル」に衛星画像を提供していたことも明かし、

中ロの連携について、友好国と「懸念を共有している」と述べた。

今後は、中国と「全力で競争」しつつ、衝突を回避すべく「責任あるかたちで管理していく」と強調。



‘@米側の中国に対する発言が強固になっている。

ロシアによるウクライナ侵略で、旧共産主義国と、民主主義国の分断が加速する恐れがある。

中国が台湾を侵攻する恐れがあり、クリテンブリンク次官補の発言で、米国は阻止に全力を尽くす覚悟を見せた。

ということは、中国はロシアに敗北されては困ることになる。

中ロ北の関係はますます強固になっている。

その矢面に立つのが日本だ。日本政府はどこまで理解しているのか。