IPEF、台湾、発足メンバーに加わらず。
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、
米主導の経済圏構想(IPEF)「インド太平洋経済枠組み」の発足メンバーに台湾は加わらないと明らかにした。
サリバン補佐官は韓国から日本に向かう大統領専用機内で記者団に、
「米国は半導体サプライチェーン(供給網)などのハイテク分野で、
台湾とのパートナーシップを深めることを検討している」と語り、
中国への対抗を念頭に置くIPEFとは別の枠組みで協力する考えを示した。
「一つの中国」原則を掲げる中国は、台湾が国際機関や多国間協定に単独で参加することを阻止してきた。
中国と台湾は世界貿易機関(WTO)などに同時に加盟。
バイデン政権も「一つの中国」政策を堅持しており、台湾のIPEF参加を認めれば、
中国を過度に刺激しかねないと判断したとみられる。
バイデン米政権は、半導体生産が集中する台湾や日本、韓国との連携を強化する方向で調整を進めている。
‘@プーチンのウクライナ侵略もそうだが、プーチンを過度に刺激せずウクライナを支援。
台湾問題も、中国を過度に刺激せず中国と対立する。
難しいかじ取りは、永遠と続くのか。
それとも、プーチンのように習近平主席もいつか、キレるのか。