食文化の保護が理由。
イタリアの政府は29日、培養肉などの合成食品を禁止する法案を支持すると発表。
イタリアの食文化と健康を守るためとしている。
法案が可決された場合、違反者は最大6万ユーロ(約860万円)の罰金を科される可能性がある。
農業省トップのフランチェスコ・ロロブリジーダ氏は、イタリアの食の伝統の重要性を強調。
農業ロビー団体はこの動きを歓迎。
一方、培養肉が炭素排出からの環境保護などながるとしている動物愛護団体には打撃となった。
政府はこの法案と併せ、コオロギやイナゴなどから作られた粉をピザやパスタに使うことを禁じる、さまざまな法令も策定。
アメリカ食品医薬品局(FDA)は昨年11月、「慎重な評価」の結果、細胞から培養した鶏肉を食用として認可。
2020年にはシンガポールで、チキンナゲットへの培養肉の使用が認められている。
EU加盟国では今のところ、こうした認可は降りていない。
‘@わたしはイタリアの考えが好きだ。
だだ食糧事情を考えると何か手を打たなくてはならないのも確か。
培養ではなく肉も野菜も養殖で何とかならないものか。
CO2削減も新しい技術が出てきている。