ロシア紙RBKは11日、同国最大の航空会社アエロフロート・ロシア航空が、
保有するエアバスA330のうち1機を、機体修理サービスを受けるため、今月5日に初めてイランに送ったと報じた。
イランの民間航空会社マハン航空で車輪支柱の修理を受けるという。
制裁で修理が欧米側から受けられず、独自に機体整備のノウハウを蓄積してきたイランにアエロフロートが目を付けたと指摘。
ロシアとイランの蜜月が改めて明らかになると共に、ロシアは航空機も整備できない脆弱さが露呈した。
ロシアがイランへの鉄道による燃料輸出を今年に入って始めた。業界関係者と輸出データから判明。
関係者によると、ロシアは今年2月と3月にイランへ最大3万トンのガソリンとディーゼル用燃料を供給。
ロシアからカザフスタン、トルクメニスタンを経由して鉄道で供給された。
イランは何年も欧米の制裁下にあり、世界市場へのアクセスは制限されている。
ともに西側諸国の制裁下にあるロシアとイランは経済を下支えし、関係を強化している。