バイデン米大統領と国賓として訪米中の韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は２６日、ホワイトハウスで会談。
米国の「核の傘」に象徴される拡大抑止の強化を具体化した共同文書「ワシントン宣言」で合意。
尹大統領は首脳会談後の共同記者会見で、北朝鮮の核攻撃に対し米国の核兵器を含めて対応することで一致したと明らかにした。
「北朝鮮が核攻撃を行った場合、直ちに米韓で首脳協議をすることで合意した」と説明。
北朝鮮の核攻撃には「米国の核兵器を含め米韓で迅速かつ断固とした対応をとる約束した」と述べた。
尹大統領は今年が米韓同盟締結７０年であること踏まえ、
「今日の首脳会談を通じ米韓同盟の次の７０年に向けた新たな章が開かれたことをうれしく思う」と語った。
バイデン大統領は、米国や同盟国に核攻撃を仕掛ける北朝鮮政権は「終焉を迎えることになる」と指摘。
ワシントン宣言は「拡大抑止を強化し北朝鮮の核の脅威に対応する賢明な一歩だ」と意義を強調。
また日韓関係の改善を巡っては、バイデン大統領が尹大統領の取り組みに「改めて感謝を申し上げたい」と述べ、支持を表明。
尹大統領は「日韓関係の正常化への努力に対しバイデン氏の強い支持」を得たと語り、日米韓３国の協力強化を進める考えを示した。
‘＠尹大統領は２４日、米首都ワシントン近郊に到着し、国賓として２９日までの訪米日程を開始。
５日間の訪米は異例だ。それだけ米も韓国を重視しているということだ。
「ワシントン宣言」なるものが発表されただけでも、お互いの重要性が分かる。
米国にとっては韓国の半導体も不可欠だし、地政学的にも必要だ。
「北朝鮮が核攻撃を行った場合、直ちに米韓で首脳協議をすることで合意した」とは笑えるが。
核弾頭を撃たれてから協議していたのでは遅すぎる。ましてや北と南は目と鼻の先。
ワシントンでテスラのイーロン・マスクＣＥＯと会談し、自国への投資を呼びかけた。
国内の反発も強いようだが、わたしは現状尹大統領はよくやっていると思う。支持する。
国内の反発が強くてもここを打破しなければ日韓関係は正常にならない。
中国の動きが気になるが、日本も強く推し進めるべきだ。
