京都に移転した文化庁「国会議員に呼び出されるので年間1400回の東京出張が必要です」
文化庁 京都移転の検証 議員への説明などリモート対応できず
文化庁は、移転先の京都で15日から本格的に業務を開始した。
移転の課題を調べるため去年、文化庁が2週間行った検証では、国会議員への説明などでリモートでの対応が1回もできていなかった。
NHKが情報公開請求で検証の記録を入手。
記録の中で職員は「議員対応の場合、オンラインなどの理解が深まっていない」とか、
「他の省庁が対面で出席する中、文化庁のみオンライン対応とすることは難しい」などと答えていた。
(出張が増えるんです)
これより前の2019年と2020年に職員を京都で勤務させるなどして行った検証でも、
国会議員の説明をリモートで対応できたケースは、合わせて212回のうち8回にとどまっていた。
文化庁では、こうした検証をもとに、リモートでの対応ができずに東京に出張するケースが年間1400回に上るとして、
今年度の予算におよそ4300万円を盛り込んでいる。
‘@日本の国会会議員はどれほどITに疎くて遅れているのか。
こんな連中がIT政策などしても一向に進まない。
老兵は去り改革を促進すべきだ。